本日、腕が痛いと来られた廿日市の患者さま。
最初、五十肩かなぁと思っていました。
ですが5日前から突然痛くなったとの事で、どうも少し違う様子。
触ってみると上腕二頭筋の長頭の筋腱移行部の辺りを押すと、かなり痛そう。
服を脱ぐのもかなり辛そうです。
今回の場合はまず痛みの範囲を確認し、どの部分が痛んでいるか?
どの程度の強さで痛むか?
を確認してやると上腕二頭筋長頭の炎症で間違いなさそうな感じです。
ギックリ腰もそうですが、このような筋肉、あるいは腱の炎症が起きている時は温めたり、2~3日は動かしたりするのはNGなケースが多いです。
今回もお風呂で温めてから夜の痛みが激しくなったとの事。
こういう場合は
1、温めない
2、無理に動かさない
の2点をおススメしております。
治療は、髪の毛くらいの細さの鍼(直径0.16mm)で痛みのある部分を丁寧に打っておくと、不思議と炎症が収まり押さえても痛くなくなります。
今回のケースも、何回かチェックと施術を繰り返しつつ丁寧に施術していくとほぼ痛みが取れて押さえても大丈夫、動かしても違和感がある程度までの改善しました。
施術前は手をつくと痛い、服の脱ぎ着もツライ状態でしたが、施術後はどちらも普通にされていました。
全ての方が同じように効果が有るとは限らず、人によっては思ったほど効果が見られないことも有ります。(10人中1~2人くらい)
ですが今回はとても良く効いたなぁというのが正直な感想です。
ギックリ腰もそうですが、筋肉の急な痛みには鍼は本当に良く効くと改めて感じました。
もし同じように肩の痛み、筋肉の痛みでお悩みの方が居られたなら、先ずは一度当院を試してみて頂ければと思います。