2017年11月28日 |
昨日、1年以上前から五十肩でお悩みの50代女性が来られました。
整形外科で痛み止めの注射をしたものの、あまり改善が見られずリハビリに通っていたそうです。
そちらもあまり効果が見られなかったため、通うのを止めていたのですが寒くなってまた痛みが出てきたとの事で
こちらにご依頼され来院されました。
肩に関しては、腕を上げた時に痛みがあるためまずはそちらを取る様にしていきました。
痛みのある場所を特定して、そちらを筋膜リリースで剥がしてやるだけで腕は痛み無く上がるようになりました。
肩の上げる時の痛みは早ければ5~10分程度で改善がみられますが、横から上げる動作や、後ろに手を伸ばす動作
また捻りを入れた動作は、少し時間がかかりがちです。
結局、肩以外にも頸や背中、腰の訴えも有ったためそちらも一緒に施術しました。
横になった姿勢と、座った姿勢では痛みの出る場所が違うため、最後に座位での施術で気になる部分を取って治療終了です。
五十肩の原因はいろいろ言われますが、当院では筋肉が固くなり
上手く伸び縮みできない事や、他の筋肉と癒着が起こっていることで動かすときに引っ張られたり無理が生じて痛みが出たり
正常な動きが出来ないことが原因と考えています。
その痛みや動きの邪魔をしている部分が何か所も有るため、なかなか治りにくいのですが
その原因となる部分をしっかりと、取ってやるたびに段々痛みがなくなり、肩の動きも良くなります。
筋肉の固くなり上手く伸び縮み出来ない部分は、押すとイタキモチイイの少し痛い寄りの刺激になりますが、しっかりほぐしていくことで短い時間での改善が見られます。
四十肩、五十肩、肩関節周囲炎には病態の見極め、治療するうえで幾つかのコツが有るため難しいといわれていますが
見極めとコツをつかめばそんなに難しい症状ではございません。
四十肩、五十肩でお悩みの方は、やさか鍼灸治療院にお気軽にご相談下さい(^^)/