背中が痛くて動くとツライとの事で仕事中の男性が来院されました。
ねじったり身体の向きを変えると痛いとの事で、仕事に支障があるとの事でした。
服をぬいでいただいたところ、背中にコブの様な腫れがあり、触ると痛む様子でした。
大きさは五百円玉よりも少し大きい感じで、まさにコブという表現がぴったりな感じで腫れていました。
何でも昨日から痛みは有ったものの、寝れば治ると思っていたが
痛みのため横にもなれず、座ったままうつらうつらとしていたそうです。
朝になってもあまり改善が無く、ツライ背中の痛みを我慢しながら1日仕事を終えて当院に来られたそうです。
同僚の方も付き添いで来られて、時間もそれほど取れない様な様子でしたので取りあえず痛みを取って動けるようにとの事で施術させて頂きました。
感覚としては、ギックリ腰か捻挫と同じ様な症状が背中にあるのかなぁという感じです。
取り合ず捻挫の治療をそのまましてみようという事で
腫れている部分を囲むように鍼をして、しばらく様子を見ると腫れのボリュームが小さくなり
また腫れている面積も小さくなってきたので、再度小さくなった周囲を囲むように鍼をしてそれから、一番痛む部分に直接もぐさでのお灸をさせて頂きました。
少し熱さはあったものの一瞬なのであまり気にならなかった様子ですが
お灸と鍼の後は腫れは引き痛みも最初が10だったのが3くらいになったとのことで喜んで帰って行かれました。
鍼にはコリや痛みを取る作用が有りますが、あまり知られていないさようとして炎症を引かせる作用があり、鍼をしてしばらく置いておくと炎症を引かせる事ができます。
一番シンプルな使い方は、意外かもしれませんが蚊に刺された跡に鍼をすると、カユみがとれ、腫れも早く引いたりします。
治療としては、捻挫やぎっくり腰の場合に、痛む場所を中心に鍼をしておくと痛みが引きます。
もし急な痛みや腫れでお悩みの方はぜひ一度鍼灸治療をお試しください。
仕事に対する影響を最小限にして、早期に復帰できるようにさせて頂きます