2025年4月24日 |
こんにちは、やさか鍼灸治療院です。
先日、大阪・関西万博にていくつかのヘルスケア関連パビリオンを視察してきました。日々の施術と照らし合わせながら、未来の医療や体のケアについて多くの気づきを得ることができましたので、少しご紹介したいと思います。
まず訪れたのは「大阪ヘルスケアパビリオン」。再生医療やiPS細胞に関する展示を見て、「身体を治す」だけでなく「再生する・予防する」医療の進化を強く感じました。
これは、私たちが日々行っている自然治癒力を引き出す鍼灸にも通じる考え方です。
次に訪れた「ベルギー館」では、免疫やワクチン技術、義肢の未来についての展示がありました。とくに義肢の神経連動技術には驚かされ、**“感覚を取り戻す”**という挑戦に、施術者としても強く共感しました。
「パソナパビリオン」では、再び義肢の進化や、睡眠の質を科学的に支える技術に注目。
実は当院でも、睡眠のお悩みで来られる方は少なくありません。鍼灸で自律神経を整えることで、深い眠りが得られるようになる方も多くおられます。今回の展示を見て、その取り組みの意義を改めて感じました。
そして「未来の都市パビリオン」では、なんと**“触覚”をデジタルで再現する技術**を体験。
私たちが「手」で触れて、感じ取っている“コリ”や“違和感”も、こうした技術で補える時代が近づいているのかもしれません。それでもやっぱり、人の手にしかできないことがある。そんな実感も得られた貴重な時間でした。
今回の視察で感じたのは、どれだけ技術が進んでも、“人の手”による癒しの価値はこれからも大きいということ。
やさか鍼灸治療院は、時代の変化と向き合いながら、これからも皆さんの健康を支える治療院でありたいと思います。