2018年5月4日 |
顎関節症
口が十分に開かない(指が3本入る位)、口を開け閉めするときに顎が痛い、そんな方は顎関節症かもしれません。
先日、口が開かないとの事で顎関節症の症状の見られる女子中学生の患者さんが来られました。
一般的には口は指3本くらい開くのが基本ですが、先日来られた方は口がほぼ開かず、会話、食事もまともにできないくらいでした
よく顎がガクガク、あるいはカクカクなることを気にされる方も多いですが、こちらは顎関節症だったりそうでなかったり有りますので十分に口が開くようでしたなら、よほど気にならない場合意外でしたなら放っておいて問題有りません。
顎関節症は顎まわりの筋肉(咬筋、側頭筋、外側翼突筋、内側翼突筋、外側翼突筋など)の緊張をはじめ
首周りのコリが原因の事が多いです。
基本的には顎関節症の治療は浅い部分のコリは手技で行い、深い部分には細い針を使う事で改善出来ます。
先生によっては深い部分(内側翼突筋など)口の中の筋肉などゴム手袋をして口の中の施術をしたり、特殊な器具を使っての施術をされる先生も居られますが当院ではそういった場合は、細い針を使わせて頂いております。
今回の中学生の方の場合は、咬筋をはじめ浅い部分の筋肉や胸鎖乳突筋のコリ、緊張が見られたためそちらを重点的にマッサージと鍼をさせて頂きました。
施術前では口が開かず、飲み物もストローで飲み、食事も麺類という状態でしたが、施術するうちに段々と口も開くようになり
最終的には指が3本入るようになりました。
肩こりを含め他にも症状が有ったのでそちらも併せて施術させて頂きました。
今回の方は数か月前にも1度顎関節症で施術させて頂きましたが
前回の後はしばらく調子が良くて、今回久しぶりに来られたとの事
普段以上に体に負担がかかる時期だったので、少しがんばり過ぎだったかなぁという感じでした。
比較的時間をかけてしっかりと施術させて頂いたので、またしばらくは大丈夫かなぁと思っています
口が開かないといった、顎関節症の症状がある事で
会話や食事などの日常生活でツライ思いをされている方はぜひ当院にお任せください。
もう治らないと諦めるその前に、どうぞ1度お試し下さい!
きっとあなた本来の快適で素晴らしい毎日を取り戻すことができます。
顎関節症から抜け出すための一歩をどうか踏み出してください